第2回 フィヨルド大自然の旅

  今回は、北欧フィヨルドクルーズの旅を紹介しましょう。このクルーズは8日間の航海で、船はイタリアのコスタ社のルミナーザ98,000㌧(写真2)。2,800名の乗客を乗せてデンマークの首都コペンハーゲンを出航。日本人乗客は約60名。

 出航の翌々日にノルウェーの北部ヘルシルトに寄港。バスでヨーロッパ最深の湖ホーニンダル、観光村ストリン、氷河のストリン運河沿いをドライブ。更にダールスニッパ山から眼下の万華鏡のような美しい景色(写真1)を眺め、人口300人の町ゲイランゲルへ。夕刻、船は次の寄港地フロムに向け出航。

写真3
写真3

 翌朝ソグネフィヨルドに入り、フロムの港に。フロムから山岳鉄道の旅。山々に囲まれた急峻の岩肌からは、大小の滝となって氷河が流れ落ちています。ヒョースの滝は特に有名(写真3)。列車はフロムの港に戻り、夕刻、船は元首都ベルゲンに向け出航。船の中は、ダンスショーやカジノでとてもにぎやか、夜の深けるのも忘れる感じ。と言っても白夜で、夜の十時過ぎに水平線に日が沈む。

 翌朝ノルウェー第二の都市ベルゲンに到着。14世紀のハンザ同盟時代ドイツ人街だった地区に、カラフルで奥行の深い木造倉庫がならんでいる。1979年に世界遺産として登録された(写真4)。午後はボート観光でリーセフィヨルドからベルゲンの町並みや日本の松島のように点在する島々を見学。

 ルミノーザは夕刻ベルゲンを出港、翌早朝スタンバンゲルに到着。1960年代より北海油田の開発が進んだことに伴い、急速に人口が増加していった。1999年にはノルウェー石油博物館も建てられた。今日も小型ボートでフィヨルド観光に出発。見どころは、フィヨルドから600メートルの高さでそそり立つ巨大な岸壁プレーケストーレンの迫力ある景観(写真5)で、その岩を見上げながら、ボートはゆっくりとその下を通過します。

写真6
写真6

ルミノーザはお昼過ぎ、ノルウェー最後の寄港地である首都オスロに向け出港。今日の夕食はフォーマルディナー。皆さん思い思いの正装に身を固め、レストランへ。乗客1000人以上入るメインダイニングルームは華やいだ雰囲気で、900人の乗組員を代表して船長他幹部の方々も加わった(写真6)。

写真7
写真7

  翌朝9:00に到着し、15:00に出向するまでの間、彫刻家ヴィーゲランの600点以上の彫刻が置かれている32万㎡の公園(写真7)など市内観光を楽しんだ。翌朝船は1766海里(3.271km)の航海を終え、デンマークのコペンハーゲンに到着。7泊8日のクルーズの旅は終わり、空港からスカンジナビア航空で帰路成田へ。

(文責 田坂)